最近、クロスカブ(ホンダのバイク)が
欲しくなっている藤村です。

注文しようと思ったのですが、、
人気車種なのと、半導体不足で1年以上待ちとのこと。

だからちょっと熱が冷めてしまいました。

ところで、あなたの会社には、

  • 働かない、
  • すぐに辞める、
  • 足を引っ張る、

そのような人材ばかりが集まっていませんか?

だとしたら、
今回の内容を最後まで聞いて頂ければ、

ダメ人材ばかりが集まる原因と
対策がわかるようになるでしょう。

なぜダメ人材ばかり集まるのか?

優秀な人材が集まる会社と、
ダメ人材ばかりが集まる会社の
ある大きな違い。

その違いをひと言でいえば
「ニーズ求人か?」「ウォンツ求人か?」
の違いと言えます。

もし、あなたの会社に
ダメ人材ばかりが集まっているとしたら、

「ニーズ求人」になっている可能性があります。

では詳しく説明しましょう。

ニーズ求人とは

ニーズ求人とは、
ここでは「必要性」と定義します。

必要性と言えば、たとえば
ガソリンやトイレットペーパー、
洗剤などの日常生活必需品が思い浮かびます。

これら生活必需品は、
こちらから望んで欲しいとは思いませんが、必要なモノ。

たとえば「高級なガソリンが欲しい」とは
思わないでしょうし、

和紙でできた高級トイレットペーパーが欲しいとも思いません。

でも生活するために
最低限必要不可欠なもの。

だから、できるだけ安いものが選ばれがちです。

それが生活必需品であり、
必要性です。

この必要性は、
求人にも当てはまります。

仕事はしたいとは思わないが、
生活費を稼ぐために仕事をしなければいけない。

プー太郎ではヤバいから
とりあえず何か仕事をしよう。

このような「必要性のためだけ」に、
人材が集まってしまう求人。

それがニーズ求人です。

求人でもなんでもそうですが、
ニーズは価値を低く見積もられがちです。

なのでぶっちゃけ、
質の低い人材ばかりが集います。

必要性だけなので、
モチベーションも低いです。

  • とりあえずテキトーにやっておこう
  • できるだけ残業になるようにペース配分しよう
  • きっちり休憩は取らせてもらうぞ
  • 早く休みがこないかなぁ
  • 有給はしっかり取らないと

こんな自分の権利ばかりを主張し、
気に入らないことがあると
ブラック企業だ!とレッテルを貼り、
辞めていく・・

そんな人を呼び寄せやすくなります。

ウォンツ求人とは

一方でウォンツ求人。
ウォンツは「欲求」です。

「〜したい」「〜になりたい」
などが当てはまります。

欲求はモチベーションの根源なので、
人はかなり能動的になります。

たとえば私は冒頭で
クロスカブが欲しいと言いました。

クロスカブはざっと40万円弱します。

でも移動手段が目的だけで
バイクを選ぶのなら、
10万円台の原チャリで十分、事足ります。

ですが40万円代を支払ってでも
クロスカブが欲しいのは、それなりの意味があるのです。

これは求人でも同じことです。
求職者の欲求は何か?

それを考えたときに
「お金を稼ぎたい」が思い浮かびますが、
それだけではありません。

  • スキルを身につけたい
  • 能力を発揮してみたい
  • 業界でトップになってみたい
  • 社会に貢献したい
  • 自分らしくありたいetc..

が思い浮かびます。

あなたは、これらの欲求に
応える求人になっていますか?

もし、求職者の欲求に
応えられる求人なら、、、

その会社の求人はウォンツ求人。
きっと素質のある人材が集まっているはずです。

では、
あなたの会社の求人は、
ウォンツ求人でしょうか?

それともニーズ求人でしょうか?

これが、
優秀な人材が集まる会社と
ダメ人材が集まる会社の

決定的な違いです。

ニーズ求人の特徴

ニーズ求人になっている
会社にある共通点があります。

それは、労働条件が全面的に
アピールされている「労働条件先行型の求人」です。

労働条件を全面アピールするので、

  • できるだけ給与・時給が高いところがないかな?
  • 休みが多くて楽できそうな仕事はないかな?

そのような人材を惹きつけてしまいがちです。

そのような人が全員、
ダメ人材とは限りません。

ですが、
モチベーションの低い人材ばかりが
集まってしまう傾向にあることは、

あなた自身も少しは感じているのではないでしょうか?

なぜなら、ニーズ求人は、
求職者が「自分の目的を満たすためだけ」に応募してくるからです。

たとえば自分の思うように

  • 休みが取れない、
  • 残業させられる、
  • 昇給できないetc..

自分自身の目的が達せられない場合、
他の会社に平気で鞍替えされてしまいます。

つまり自己中が多いのです。

ウォンツ求人の特徴

一方で、ウォンツ求人になっている会社は、

労働条件よりも会社の魅力や
仕事の魅力を全面的にプッシュしています。

魅力を伝えているので、
それに共感した人たちが
集まってきやすくなります。

会社の価値観に共感してくれるので、
求職者側の目的を満たしつつ、
会社側の目的も満たしてくれるようになります。

  • たとえ残業が多くても、
  • 休みがとれなくても、
  • なかなか昇給できなくても

労働条件だけで仕事をしているわけではないので、

自分の使命や会社のために
貢献してくれる人が圧倒的です。

プロセスが肝

もちろんウォンツ求人でも
労働条件をないがしろにはできません。

ですが、ニーズ求人のような
「労働条件ありきの魅力」
ではないので、

賃上げ人材獲得競争に
巻き込まれなくて済むようになります。

ウォンツ求人は
「魅力ありきの労働条件」なので、

ニーズ求人と応募までのプロセスが異なります。

ニーズ求人のように、

楽して稼げる仕事はないかなぁ
(労働条件をチェック)
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
この仕事、ラクだし楽しそうだな
(魅力度チェック)

ではなく、

この仕事、やりがいありそうだな
(魅力度チェック)
⬇︎ ⬇︎ ⬇︎
労働条件も一応チェックしておこう
(労働条件をチェック)

というプロセスを踏むことになります。

この流れの違いが、
応募してくる人材の質を変えている
と言っても過言ではありません。

あなたの求人はどっち?

あなたの求人はどうでしょうか?

ニーズ型の求人ですか?
それともウォンツ型ですか?

もし、

  • 働かない、
  • すぐに辞める、
  • 会社の足を引っ張る、

そのような人材ばかりが集まっているとしたら…

ニーズ型の求人になっているかもしれませんよ。

一方で、あなたが
素質のある人材を確保していきたいのなら・・・

ウォンツ型の求人にしていきましょう。

じゃないと、
あなたの求人の価値は下がり、
あなたの会社の価値も下げることになりかねません。

労働条件だけで、
あなたの会社の価値を測られたいですか?

しかもレベルの低い人たちに・・・