前回のつづき

~ 地方の求人広告会社は、生き残りをかけた広告費獲得のしのぎ合いを繰り広げています。
そして私の所属している会社と取引をしていたある求人会社が、おこなったであろう卑劣な行為で、私はその求人広告会社との取引を一切やめました。~

 

その卑劣な行為とは…


『サクラを使っている』
ということです。


これはあくまで私の『個人的な意見であり推測である』ということを前置きしますが、そう思わざるを得ない状態でした。

 

私が人事採用を任されるまでは、求人活動に本気で取り組んではおらず、ハローワークか求人広告会社に頼りきっていました。

しかし、私が担当になってからは求人活動について一から見直してきました。
求人広告についても高い費用を払って掲載しているわけですから、費用対効果がなければ一旦辞めざるを得ません。


広告を掲載し始めてから、採用に至るどころか問合せすら皆無であった状態なのに


『掲載をやめる』


と広告会社に伝えた途端、問い合わせがバンバン入ってきたのです。


そして問い合わせて来た人たちに面接を促すと

履歴書を送ってこない
面接の指定した日時に現れない
電話しても繋がらない
着信拒否される etc...


結局1人の採用どころか、誰とも面接すらできなかったという散々たる結果だったのです。

 

『よくあることですよ。波に乗ってきているのでしばらく掲載していきましょう!』


広告会社の営業マンが放ったその言葉に私は『疑惑の念』を持たずにはいられませんでした。

 


それが1回だけならまだしも、契約した掲載期間が切れかける

『問合せがじゃんじゃん入ってくる現象』

が起こるのです。

 

これが何回も続き、私は求人掲載することを社内で反対をしていたので、広告会社の営業マンは私をないがしろにして、総務の人間に直接広告掲載依頼をお願いするようになったのです。

総務の人間は営業マンの言いなりでしたので、


これで『サクラを使っている』と確信したわけです。

 

求人誌に求人を掲載して求職者に知らせることは非常に大切です。

しかし、掲載にかける費用は決して安くありません。


費用も時間もムダにしないよう知恵を絞り、サクラではない

『本当の問合せ』

が来るよう最大限の効果を発揮しなければなりません。


現在は私自身、求人誌に頼ることなく人材を獲得できていますが、

求人誌に掲載を依頼する時が出てくることもあるでしょう。

その時は、私が実践して効果を上げた


『求人誌で反響を得る3つのポイント』


について改めご紹介したいと思いますのでご参考にしていただければ幸いです。