今やホームページやFacebook、Twitterなどのソーシャルメディアが発達し、
企業の採用活動は『求人の広告会社』や『人材紹介会社』を介さずに
『求職者』と『採用者』
との間で直接コミュニケーションがとれるような時代になり、
『ダイレクトリクルーティング』
という採用手法まで登場しました。
『ダイレクトリクルーティング』とは、
簡単に言えば、FacebookなどのSNSで直接求職者と接触し、採用活動を行う手法です。
・第三者を介さないため、コストの削減がはかれる。
・まだ就職活動まで至っていない潜在的な求職者にもアプローチできる
・多様な人材にアプローチができる
・海外ビジネスも視野に入れたグローバルな人材も見つけられるetc…
などのメリットが挙げられます。
企業もインターネット上で多様なアピール方法を行っておりますし、
求職者もネット上での仕事探しが普及していますので、だんだんと求人広告会社の存在意義が薄れていきます。
しかし地方で言えば、中小企業はこの方法がまだまだ普及しておらず、
『求人と言えば雑誌掲載とハローワーク』
というやり方で採用活動を行っていますし、
求職層にもよりますが、
『求人雑誌を見て応募』
というやり方も根付いています。
ですが、やはりネットの影響で、求人の雑誌掲載に対する費用対効果が薄れてきているのは確かです。
掲載を依頼する企業は減少し、地方の求人広告会社は、収入減である広告費用獲得のために生き残りをかけてしのぎを削っており、中には手段を選ばずという会社も存在します。
そんな中、ある求人会社が行ったであろう卑劣な行為で、
私はその求人広告会社との取引を一切やめました…。(つづく)