今年も高卒求人の解禁日がやってまいりました。相変わらず今年も求人倍率は高く、熾烈な高卒者の獲得競争が繰り広げられることになるでしょう。

そんな中、「今年こそは!」と精力的に学校訪問をされる方もおられると思います。そこで学校訪問を失敗させないための秘訣を3つに絞ってみましたのでご紹介したいと思います。

1、熱心な先生と付き合う

何校も訪問しておりますと、進路指導を担当される先生方もいろんなタイプがおられます。

生徒が、良い就職先に決まるよう熱心に活動される先生から、正直、「求人数が集まり、卒業予定者の進路が、誰ひとり落ちこぼれることなくちゃんと決まり、雇用トラブルもなく仕事が続けられる先ならどこでもいい」と思っている先生方もおられるのが事実です。

そんな中で、後者の先生にいくら「お願いします!紹介してください!」とアピールしても難しいでしょう。「わかりました」と言いながら、結局、校内の求人欄に掲載して終わりです。

なので、熱心な先生と繋がれるよう活動するのがポイントかと思います。私もそのような先生と交流することで、いろいろ推薦してもらった経験があります。

2、お願いはしない

学校訪問をする際、「当社はこんなことをやっていまして、人材が足らないので紹介してください!」とどうしてもお願いしてしまいがちです。

しかし、先生からすれば「お願いされてもなぁ…」と思っているのが実情ではないでしょうか。結局「選ぶのは生徒」ですからね。

いかに「一度この会社を紹介してみようかな」と思ってもらえるか、そして「どうしたら先生が紹介しやすい状態にもっていけるか?」がポイントです。

3、身なりはしっかりと

作業着で来ました!とか、クールビズだからと言ってワイシャツのボタンを開けていくとか、なんか目つきが悪いとか(笑)、話し方が威圧的だとか、そういった容姿で行くのはイメージダウンです。

もちろん先生が忙しい時に訪問することもイメージダウンになりますので、自分の都合だけで行動するのはやめておきましょう。案外、そういった細かいところをチェックしている先生方、おられます。

最後に、、

以前、求人票とパンフレットを持参する際、封筒を用意して欲しいと事務員にお願いした時、小さな封筒を渡されたことがあります。

「大きい封筒はコストが高いんで、それを3つに折ってこの封筒に入れてください」そう言われたんですね。

私は唖然としてしまいましたが、そういった細かなことにも気を配る必要があるかと思います。

「神は細部に宿る」ではありませんが、細心の気配りで訪問することをおススメします。

 

以上、これは学校訪問で最低限するべきことです。そして訪問する人が会社のイメージになります。

是非、学校訪問で良い印象を与えるように頑張ってください!