休日。いい天気だったので、車で出かけることに。
そしてふと目をやると…。
おぉ~!「1」ならび!これはラッキー!
思わずパシャっと写真におさめました。
こういった経験ありませんか?
こういった事は単なる偶然でもなく、自分に意識がなくても脳が反応し命令を送っているからです。
これは専門用語で「網様体賦活系」(もうようたいふかつけい)と言われています。
私たちは普段、さまざまな情報にさらされています。
目に見えるもの、聞こえるもの、匂いや感触など…。
それらの情報は無意識的に処理されていることがほとんどです。
たとえば歩くときに、意識的に足を動かして、足の裏の感覚を一歩一歩確かめているわけではないですよね?
人間の脳ミソは、自分の意識していないところで意識しています。
「どういうこっちゃ?」と思われるかもしれませんが、
たとえば、、
・欲しいと思っている車やブランドものを急によく見かけるようになる、
・人ごみの中で自分の名前を呼ばれるとなぜか反応してしまう、
・魅力的な異性にパッと反応してしまうetc…
こういった現象は、人間の意識では処理しきれない情報から、
あなたの興味のあるもの、重要だと思っていることを脳が勝手にピックアップして、あなたに意識するよう仕向けているのです。
脳のふしぎ
脳ミソはまだまだ解明されていない部分がたくさんあります。
人間の脳は10%しか使われていないという説もありますしね。
ほんと「不思議だなぁ」と思うことがたくさんあります。
たとえば「ひらめき」は潜在脳を活用したものだと言われています。
よく言う「ひらめき」というのは、今までに脳に記憶された、見聞きしたこと、経験などをもとに、脳がその点と点を結びつけピックアップしていると言われています。
その「ひらめき」を得るためには、ひらめきを得るための「問いかけ」を常に意識しておくことが必要です。
そうすることで、脳は「重要事項だ」と認識し、勝手に答え探すようになります。
何か適切な答えが導き出せないとき、寝る前にその答えを導き出すよう問いかけて寝ると、次の朝目覚めた時にパッと答えが思いつく。そんなことをやっている人がいるくらいです。
ようは「問いかけ」が大切なのです。しかも単なる「問いかけ」でななく、「適切な問いかけ」が大切です。
これを人材獲得に活かす方法
たとえば、私がやるのは、
「なぜ人が集まらないのか?」と考えるより、
「どうしたら人材が集まるようになるのか?」と自問している方が人材を集められる可能性が高くなるということです。
まぁ当たり前のことですが、
頭の中で「なぜ人が集まらないのか?」というモードになっていると、
脳は、「ウチの会社はキツイから」だとか、「給料が安いから」だとか、「人気がない業種だから」などと、勝手に言い訳けを探すようになります。
逆に「どうすれば人材を獲得できるのか?」という問いを常に意識しておくと、
ふとしたところで「あ、このやり方は使えるんじゃないのか?」と気づくようになるのです。
これが一種のひらめきです。
「質問の質が大事だ」と言われることがあるのはそのためです。
こういったことを意識的に行うことで、いろんなアイデアが思い浮かび、人とは違ったいろんなアプローチをすることができるようになります。
私はこういったことを意識的にするようにしていますし、訓練も必要なのですが、
意識的に行うだけでも効果があるので是非やってみてください。
P.S.
私は本を読むのが好きです。
誰が言っていたのか忘れましたが、人間の記憶容量は、世界中の図書館にある本を全部集めて記憶してもまだ余裕があるくらいだと言っていました。
いろんな情報に触れておけば、自分が意識していなくても、潜在意識が記憶すると言われています。
いろんな情報をインプットし意識しておくことで、引き出し(ひらめき)が多くなりますよ。