先日、ある高校の進路指導の先生とお話ししていたのですが、

『最近の高校生は自動車の免許を取りたがらない』というのです。

自動車免許がなかったら、まったく仕事にならない職種があるのに…です。

就職を控えている生徒には自動車免許を取得するよう促しているらしいのですが、

そもそも

・車は運転するものではなく、乗せてもうらものである。

・自動車に興味がない

・自動車を保有することが良いことではない(維持費、エコに良くない、ダサいetc…)

・免許を取得する経済状況ではないetc…

という考えなのだそうです。なんとクール(冷ややか)な考えなのでしょう…。

アルバイトをせっせとして教習所に通う費用を稼ぎ、『1日でも早く免許を取って自動車を運転したい!』と
思っていた時代は終わったのですか…。

免許を取得したとしても、AT限定は必至、トラックは運転できない(法規制も含め)という状況なのです。
これでは運送業の経営者の方が『人材が足らない!!』嘆いておられたのも無理ありませんね。

中には『スポーツカーが欲しいのでお金を稼ぎたくて応募しました!』と意気込んで面接に来られる人もいます。
そういう人の方が逆に珍しい時代となってきました。

そんな目標を持った『若き少年』を即採用したのは言うまでもありません。