こんにちは、藤村です。

先日、ある会社の経営者から
「人材不足で困っているからアドバイスをお願いしたい」というご依頼がありました。

そこで約2ヶ月ほど、
サポートをさせて頂いたのですが・・・

正直、思ったような成果は見出せませんでした。
なぜでしょうか?

もちろん私の力不足もあるでしょう。

しかし、もっと他に原因があるのです。

その原因とは、
私が「永遠に人材を確保し続けることができない会社だな」と思う3つの特徴に当てはまっていたことです。

そこで今回は、
永遠に人材を確保し続けることができない会社の特徴を3つに分けお伝えしていきたいと思います。

今回は決して気持ちの良くなる内容ではありません。

ココから読まれるか読まれないかは、ご自身の判断でお願いします。

すぐに成果を求める

まずはじめに、
人材を確保できない会社の特徴として
すぐに成果を求めようとすることが挙げれらます。

毎年最低、1人か2人でも人材を
確保できる会社なら別ですが、

今までまったく人材を
採用することができなかった会社が、
たった2ヶ月で成果を見出すなんて、、

よほどの飛び道具を使わない限り正直難しいです。

やはり人が集まらないのは”それなりの理由”があります。

ですから、その理由を探り、
1つ1つ対策していく必要があります。

毎年人が集まらず苦戦している会社は、
打ち身や捻挫ではなく、正直「骨折」レベルです。

そんな重傷な怪我は
今日明日、治るものではありませんよね。

治療に時間が必要なように、
採用活動も長期的な視点に立って取り組んでいくことが必要でしょう。

アドバイスを聞かない

次にアドバイスを聞かないことです。

私たちが誠意をもって
アドバイスをさせていただいても、

「これはできない」とか
「***だから」と言い訳したり、

「考えときます」
「後で検討します」
などと返答される方、

こちらが出した課題に対して
「忙しくてできなかった」など、
人材確保に対して、取り組みの優先順位が低い会社。

即座にかつマジメに行動されない方は、
まず人材を確保することはできません。

一方で、

何でもいいので
「すぐに取り組んでみよう!」と
実行に移される方は、

何かしらの進展や成果が出ます。

バットを振らなければ
ボールに当たらないように、

行動しなければ成果はでませんし、
改善の施しようもありません。

人材獲得競争は私たちが思っている以上に熾烈です。

その認識が甘いと、間違いなく”置いてけぼり”です。

原因を他人のせいにする

最後に、成果を出ない原因を
人のせいにしてしまうことです。

たとえば糖尿病を患ってしまった。
その原因を医者のせいにするでしょうか?
しませんよね?

十中八九、その人の生活習慣が原因です。

その原因を他人のせいにするようでは、
病気が治ってもまた必ず再発します。

これは人材においても同じ。

人を確保できない原因は大抵、
その会社にあります(残念ながら…)。

誰のせいでも、世の中のせいでもありません。

自分が悪いのかも…。
自社のどこが悪いのか?

この思考がなければ
原因を突き止めることができません。

その原因に気づいてもらえるよう、お話しさせて頂く。

そして改善策を一緒に考え、
より良い結果に共に歩んでいく。

これがサポートする側の役目だと思っています。

私たちサポートする側は
超能力者ではありません。

すべての病気を即座に
治せる医者はいないように、

すべての会社を助けることはできません。

特に「人を確保できないから」と言って、
誰かのせいにするようでは手の施しようがないのです。

成果が見えてこないと、
人のせいにしたくなるのもわかります。

でも意識を内面に向けなければ
良い結果を生むことはありません。

結局、悪徳業者にお金だけ搾取されて終わります。


いかがでしたか?

人材を確保できない会社の特徴は
他にもまだまだありますが、

今回は3つだけに絞りました。
(すべて挙げたら気分が悪くなるでしょうから笑)

もしあなたが
「1つでも当てはまっているな」と思われたのなら要注意です。

人材を確保し続けることができない会社の仲間入りになってしまうので気をつけましょう。

人材を確保するということは、
ひと昔前と異なり、かなり難易度が爆上がりしています。

そのような状況下で、
本腰を入れて取り組まなければ、
永遠とあなたの会社に人はやってきません。

ですから、何はともあれ、
長期的な視点で「できることだけのことは全てやる!」の精神が必要です。

今回の内容が少しでもお役に立てましたら幸いです。