仕事で若者が成長しない、おおきな要因の1つとして、

 

仕事がおもしろくない

 

ということが挙げられます。

 

特に入社したての頃は雑用や単純作業の繰り返しで、

 

何でこんな事してるのか?
こんなことしてやる意味があるのか?

 

と葛藤することが多いです。


本人の根本的なモチベーションもありますが、

若者のモチベーションを下げる言葉として

 

とりあえずコレやっといて!

 

などと言っていませんでしょうか?


これが一番言ってはいけない言葉であり、

「部下の指導なんて面倒くせぇなぁ。」

なんて、社員教育を敬遠している方は特にそういう言葉を発しています。


当社でも「つべこべ言わずにやれ!」という罵声が時々聞こえてきますが、

戸惑いながら仕事をしている若手社員が多いです。


なぜなら

これをやることにより結果どうなるのか?


という事が理解できないからです。

 

そんな事、自分で考えろ!


という声が聞こえてきそうですが、

それはアナタが仕事の数をこなし、一通りおぼえ、流れがわかるからであって、

入社して間もない若手の新入社員は、社会経験も少ないですし順応する力がありません。

 

ただ単に「これやっといて」ではなく、

なぜこういう作業をしなければいけないのか?

君がこの仕事をした結果として、
将来的にこういうモノが仕上がるんだよ


という具体的な事を説明してあげる事により、効率よく仕事をおぼえて行きますし、

少しずつ成長していきます。

また目標を設定してあげることにより、ムダな時間を過ごすことも少なくなります。

そして少なからず仕事に弾みも出てくるのです。

 

若者が成長しない・すぐに辞める

というのは、今の若者だけが原因ではありません。

指導する諸先輩方の指導方法にも原因があるのです。


それを「アイツは成長しない」と言っていては経営者側から見れば指導者として失格です。

仕事に慣れない若者も、実はアナタが思っている以上に仕事のやりがいや達成感を得たいのですよ。