『連休明けは新入社員が辞めていく確率が上がる』
ということを前回お話ししました。
単調な仕事が日々つづく…
楽しくない…
仕事って何だろう…
自分は一体何をしているのか…
そう感じている新入社員が多いのですが、今回は、そう思わせない方法をご紹介したいと思います。
まず1つに、『楽しさ』がなかったらダメだと思うのです。
これは何回も言っていますので、ここでは省きますが、
もう1つ大事なのは『目標設定』です。
組織の中では『個人の目標を設定しろ』なんて上司が部下に指示すると思います。
私が言いたいのはそういう目標設定ではありません。
各個人が目標を設定したところで、その目標を達成している人間なんてほとんどいません。
そして『どんな目標を立てていいのかわからないからとりあえず…』という感じです。
もし『5年後には独立してやる!』なんて自分で目標を立てている若者がいるとすれば、
仕事が面白くないなんて思わないでしょうし、第一、零細企業の会社には入社してきません。
ではどういう目標設定かと言うと、
会社側が「目標を設定してあげればいい」のです。
『子供やないねんからアホなこと言うな!』と社内の幹部から言われたこともありますが、、、
日々の仕事の大半は、単純作業の繰り返しです。
若者はその毎日続く単純作業を続けることができません。
しかし、その単純作業の繰り返しを経験値に変えればいいのです。
ようはドラクエのレベルアップと同じです。
Aという仕事をこなせれるようになったら1つレベルアップ、
次にBという仕事をこなせれるようになったらまた1つレベルアップ…
というように階級制を作るのです。
例えば、1つ昇級するのに必要な作業内容、作業数、レベルアップするまでに要する期間の目安や、
レベルアップした時にどれだけ昇給するかなどを表にします。
それを見えるところに貼っておけば、
・自分は今どのレベルなのか?
・次のレベルアップまでに何をすればいいのか?
・アイツに先を越された etc…
という事を認識しだします。
そして『いつまで同じ単純作業を続けたらいいのか…』と途方に暮れている若者のモチベーションを変えることができます。
他にはポイント制を導入するのもおススメです。
いい仕事をした時には『グッジョブポイント』をあげ、グッジョブポイントが溜まったら何かご褒美をあげる…
というやり方もアリです。
ようはゲーム世代である若者を、仕事をゲーム感覚にしてあげることで、若者のメンタルや行動を変えていこうということです。
ゲームの要素を取り入れたマーケティング手法もあるくらいゲームの要素を取り入れることは、
ゲーム世代の層の意識を変える1つの布石となる可能性があるのです。
仕事もさまざまなので、階級内容を設定するのは大変ですが、
若者の意識を少しでも変えたい!
と思われた方は是非導入してみてください。(^^)