人材教育
前回につづき、


長年、社会で活躍する生徒を多く輩出し、周囲から指導に定評のある高校の先生。

年々、幼児化して行っている高校生と比例し、モンスター化している親。

どうしたら人間として成長し、道徳感を持った人間に育て上げることができるのか?


その方法を少しだけ聞くことができました。


その先生は、担当されているクラブ活動を通じて生徒を指導し、社会で大活躍している生徒を多く輩出しているわけなのですが、


まず、学生が中学を卒業し、高校を入学した際に親御さんを呼びつけるそうです。

生徒の親から説得をしないことには、これから教育をしていくにあたり弊害が出るからだそうです。

学校や先生の指導方法、そして高校を卒業した時に、生徒がどうなっているのか?どうなっていて欲しいのか?

親の役目とは?を懇々と説明し、理解をしてもらうということです。


そのうえで、生徒の性格診断を行い、その結果受けて一人ひとりの指導方法を変え、変化が見えてきたら再度性格診断を行い、それに合った指導をしていくというサイクルを繰り返しているそうです。

そこまでしないと

世の中で活躍できる立派な人間として成長できない!

ということでした。

もし仮に、このやり方を会社組織に取り入れようと思ったらかなりの労力を要するでしょう。

特に小さな中小零細企業ではとても対応しきれません。


社会へ出て、一般常識や道徳などの倫理観や人間関係の円滑、そしてお金を稼ぐことができなかったら、いくら学校で勉強ができても意味がありません。

今回お話しできました、

将来の日本の為に、教育者としての使命感を持った指導者

がもっと増えて欲しいと感じました。

人手不足

現代は、ひと昔前の、「金太郎あめ」のような集団的な教育方法では通用しません。

各々の個性を生かす時代になっています。

それぞれの個性に合わせた人材教育をおこなっていかなければいけない時代がやってきているのです。